腹ごしらえした後、ラーメン屋を出るとちょうど10時だった。さて、どこ行こうか。 やっぱり小倉橋か。少し遠いけど、まぁ行きまひょ。環状2号から保土ヶ谷BPと通り、 16号を北上する。橋本五叉路は陸橋に上がらず、まっすぐ狭い道に入る。すると 相模湖方面にショートカット道だ。この道は相模原に住んでいる頃、中央道方面へ いくには必ず通った。以前と変わってないなぁ。橋本五叉路に陸橋ができた以外は。 さて、小倉橋についた。もう10時45分だ。小雨が降っている。まっくらだな。ん? ライトアップしてないじゃん。11時前に着いたのに。そういう問題ではないのかな? 今年はライトアップ自体してなかったりして。 橋の手前に車を停める。交通量は非常に少ない。橋の手前左側が少し広くなっていて、 そこに立派な橋名を書いた碑のようなものがあった。しかし、100選の碑はない。 小倉橋は以前何度も通ったが、上を走るだけで、橋自体を眺めたことはあまりなかった。 今見ると確かにアーチがいくつも連なっている形でなかなか美しい。 小倉橋は昭和13年(1938)に架設された鉄筋コンクリート四径間連続アーチ橋(橋長177m)で、 相模川に架かる橋としては最も古い。橋脚が半円型のアーチを描く優美な橋で、小倉橋と その周辺は、「かながわの橋100選」「かながわの景勝50選」「相模川八景」に選ばれている。 この場所には、ダムによりほとんど水没した相模川の渓谷美と両岸の河岸段丘が残されており、 優美な橋と自然がうまく調和した景観を形成して、四季折々の美しさがある。このあたりは、 昔から交通の要衝として、また、文人の遊船の場として栄えた所。アユ釣りの名所としても 知られるほか、フナ、コイ、ハヤなども釣れ、太公望たちを喜ばせている。 さて、橋の手前側にはこれ以上何もなさそうなので、車に乗り込み、橋を渡る。昼間の 交通量が多いときは、対向車と橋上ですれ違えない車が橋の手前に立ち止まって、いつまで 経っても渡れなくて渋滞気味になったりするが、今は交通量は非常に少ないので、そんなこと もない。橋を渡りきって、すぐ車を停め、100選の碑を探す。が、見つからない。下流側に 下に向かう階段がついている。そこを少しおりて、全景を撮影。さらにその下は真っ暗なので わからない。川原のほうへ降りれそうだった。が、遊んでいる暇はない。車に乗り込み、 次の対象へ向かおう。