さぁ、次は少し離れたところだ。雨が激しくなってきたし、次の場所は寂しそうだし、 既に0時近い。行こうかどうしようか迷ったが、とりあえず行ってみることに。 松田町を通過し、町の東側で国道246号に入る。そのまま秦野方面へしばらく走ると、 寄入口という交差点がある。そこを左折。道は片側1車線の程ほどの道だが、どんどん 山を登っていく。まがってすぐに家並みは途切れ、山の中だ。うへぇ〜、なんか嫌な 雰囲気だ。さらに道は登りつづけ、霧があたりを包んだ。まじ、やだよ〜。 それでも進んでいくと霧は次第に晴れた。雨は相変わらず降っているが。 どのくらい走っただろうか、道は今度は少しくだり気味になる。するとほどなく、 左手が谷のようになっているのがわかった。そこに家の明かりが見え出した。さらに 行くと、その家の明かりが増え始め、それなりの集落になった。こんな山の中に けっこうな集落があるじゃん。すると対向車が2台ほどきた。不思議なものだ。それ までは一台の車にも合わなかった。が、集落に出たとたん対向車がきた。道はすでに 集落の中を走っている。そのまましばらくいき、集落の中心を少し越えて、道が左に 直角に曲がると正面に目的の大寺橋が現れた。 橋の手前に車を置く。あたりに人はいそうもない。川の流れの音が大きく周囲に響い ている。こんな状況の中、橋名のプレートを撮影。付近に100選の碑は見当たらない。 橋の全景を撮ろうかと、橋の脇からちょっとそれて見渡すと、びっくり!橋の下で 酒を飲んでるおやじ達がいた。しかも、けっこう酔っているらしい。川の音でわから なかったが、かなり大声で話をしていた。もう深夜0時である。確かに雨が降っている から、橋の下は雨を避けれて良いが、川が増水したら彼らは終わりだ。大丈夫か、 あんなに酔っ払っていて。 車で橋を渡ると、地蔵があった。こちら側は真っ暗で、ちょっと嫌な雰囲気。しかし めぼしいものもなく、ただ、橋を往復しただけだった。 帰りは同じ道を国道246号まで戻り、そこから秦野方面へ。秦野中井ICから東名で帰った。 橋から家までちょうど1時間くらいだったな。