今日は、この取材をはじめてから、初めて本格的な雨天の夜の取材だ。国道134号を 三浦半島西岸沿いに北上する。トロ車がいるので葉山から森戸海岸経由で逗子に出、 海岸沿いを鎌倉、江の島、茅ヶ崎と順調に走る。途中鎌倉あたりからトイレに行きたく なってきたが、車の流れが順調なので、ここで止まりたくなく、茅ヶ崎まで行ってしまった。 茅ヶ崎のコンビニで用を足し、ついでにホットドッグとお茶を仕入れる。それらを食べ ながらさらに西へ進み、西湘BPへ入る。今日は終点まで行かず国府津で一般道に出て、 そのまま松田方面へ直進。あまり広くない道なのに大型トレーラーが走っていて邪魔 くさい。対向車が大型トラックだったりすると走りながらすれ違えず、どちらかが 停まって待ったりする。あまりに邪魔くさいので、はみ出し禁止区間にも関わらず、 見通しの良いところで追い越す。 その後は順調。東名大井松田ICのところを左折。そのまま直進すると足柄大橋だ。 この橋、でかい。橋の手前に停車位置が見つからず、そのまま渡ってしまったが、 橋直前に左にそれる道があったので、再度Uターンして、このでかい橋を一往復後、また またUターン。最初に見つけた橋の手前の道を左に入り、停車。そこから歩いて橋に上がる。 橋の手前には酒匂堰取入口跡の説明があり、そこにこの橋は昭和55年から63年にかけて 建設されたとある。その橋脚工事の際、すぐ下に酒匂堰取入口跡があることがわかり 発掘調査をしたらしい。この取入れ口は慶安4年(1651年)に造られ、ここから小田原に かけての村々の水田を潤す用水として昭和12年(1937年)まで使われていたらしい。 さて、橋であるが、橋名のプレートの上には金太郎が熊にまたがっている像があり、昼間 ならば親しみもわくのであろう。しかし、今は夜中。それさえ少し不気味だ。100選の プレートはその下のほうにすぐに見つかった。初っ端からあっけないのぅ。