さあて、今日最後の橋は南足柄にある最乗寺にある圓通橋・御供橋だ。これ読み方が わからなかったが、「えんづうばし」と「ごくうばし」ということらしい。 丹沢湖からもときた道を戻り、さらに国道246号も戻る。山北で246号からはずれて南下 し、途中洒水の滝に寄る。 そこからさらに南下し、南足柄中心部の関本を通って、最乗寺に向かう。関本から寺まで の道はぐんぐん山の斜面を登っていく。途中から杉林の中を走るようになる。と同時に 変な石碑みたいのがところどころ見える。暗闇の中でライトで照らすとなにやら文字が 書いてあるようだ。薄気味悪い。さらにぐんぐん登っていくと、茶屋や駐車場、灯篭等 が出てくる。さらに登っていくと、やがて最も奥にある駐車場に到着。途中橋があったが、 見た目は認識していたのとまったく違った。やはり寺の中にあるはずだ。そう、ここで 実は寺の中のどこにあるか調べてくるのを忘れていることに気づいた。どうせ寺の中 なのですぐに見つかるだろうと思っていたのだ。しかし、到着してみるとこの寺、でかい。 駐車場に車を置き、歩き出す。 一応参拝順路と書いてある方向にいくと少し坂を下り、ちゃんとした参道に出た。この 参道は奥に向かってぐんぐん登っている。その両脇には石碑なのか墓標なのかわけ わからないものがいっぱい並んでいて、ものすごく薄気味悪い。3人いるからいいものの、 1人では入っていきたくない。 しかし、灯りは適度についており、電灯なしでもなんとか歩ける。 ぐんぐん参道を登っていくと、右手に本堂に行くのかな?と思われる階段があった。 直進は家のようなものに行きそうなので、右手の階段を上る。すると寺の中心と思われる、 広い場所に出た。周囲には寺関係の建物が広場を囲っている。さっそく橋を見つけて 近寄るがどうも違う雰囲気。せめて橋名が書いてあればすぐわかるのだが、書いてある のはわけわからない文字ばかり。 あぁ、寺の案内図ないのかなぁ?しばらく周囲を探すが、目的の橋が見つけられない。 しかたなく、さらに奥に上っていく。階段を上がっていくと、そこにまた別の建物等が あった。しかし、その手前にはそれらしき橋が!近寄ってみてみると御供橋と書いてある。 これだ! さっそく橋名を撮影。その横のほうには圓通橋の名前も。さらに3103が100選の碑も見つけた。 おお!すごいじゃん。全景も撮ってみるが、真っ暗闇なのでちゃんと写るかどうか不明だ。 ちなみにこの橋は圓通橋の中央に御供橋が並行してある。御供橋は白装束を身にまとった 修行僧が道了様へのお供えをする時に使用する為の橋で、普段は通行する事ができない ようになっている。 目的は達成できた。ここからは逃げるようにして寺の中を車めがけて下って行きたかったが、 3103がここの杉並木も景勝50選だということで碑を探したがっている。しかたなく、一緒に 探しながら歩くがなかなか見つからない。結局車のところまで戻ってきた。 その後もと来た道を車で下りながら景勝50選の碑を探すが見つからない。だいたい、この道 に沿っててんぐの小道という歩行者用の道がある。そこを歩かないと見つかりそうもない。 かといってもう1時すぎている時間に歩きたくない。3103には今日はあきらめてもらうしかない。 その後は一目散に大井松田ICに向かい、東名で帰宅。午前2時に家に着いた。 これで100選のうち99個まで行ったことになる。とうとう残りは一つとなった。