さぁ、今晩は三浦半島の大御所城ヶ島大橋だ。会社から三崎方面へ車を走らせる。 こちら方向に行くには、城ヶ島以外はない。いやわての場合は別の目的で行く場合も あるが。 城ヶ島大橋は有料の橋だ。しかし夜間、早朝(夏は午後7時以降朝8時まで)は無料で走れる。 城ヶ島大橋のゲートをくぐって、橋の直前に道路が膨らんでいる個所があり、そこに 車を停める。 橋名が書いてあるプレートはあるが、100選の碑はない。一応橋名の写真を撮ってから、 橋を渡る。渡りきると、やはり歩道が広がってちょっとした広場みたいになっており、 真中に島の唄と書いた像が立っている。しかし、車を置くスペースはない。今は夜中。 車はほとんど通らないので路駐する。車を降りて橋の欄干部にいくとそこに100選の プレートがありました。 無事100選のプレートを撮影後、車の再度乗り、さらに道を先に進むと、道路は左に ぐるーとカーブして橋の下に出る。ここから全景を撮影。 ここで薀蓄。 城ヶ島大橋は昭和35年完成にし、当時は鋼製箱桁形式(中央部3スパン)として 東洋一を誇った優美な橋とのこと。 建設の経緯は次のようなことらしい。昭和30年前後、遠洋漁業の急速な発展に伴って、 三崎漁港では漁業関連用地が不足し、これ以上大幅な拡張の望みがないため、三崎の 対岸である城ヶ島にその埋立用地を求めた。このため城ヶ島の漁業用地の経済的価値を 高め、施設の高度利用を図るために、この橋が建設されることになった。 橋梁の架設地点が船舶の航路となるために、航路のための幅が85m、満潮位の潮の 高さから橋梁まで高さ21mを確保することが条件となった。この条件を満たすために 当時ドイツにおいて、いくつかの橋に用いられていた鋼床板箱桁型式の構造を採用した。 さて、無事取材も終わったことだし、今度は三浦縦貫道から横横を通って帰宅。これで 三浦半島の100選の橋はすべて消化した。しかし、三浦半島最後の一つはあっけなく済んで しまいちと拍子抜けだな。