今日はちょっと会社を出るのが遅くなったので遠出はやめて、近場に行こう。 国道16号を北上し、本牧方面に走り、港の見える丘公園方面に行く。大佛次郎記念館の 入口付近に車を停める。付近には他にも1台乗用車が路駐している。 車を降りて公園に入ると、夜中だがアベックがちらほらと。わてはわき目も降らず橋に 向かう。すると橋の手前に広場があり、ベイブリッジを含めた港の夜景が綺麗に見える。 ここにもアベックがいる。わてはその横で橋名やらなにやら撮影をはじめた。すると アベックがじろじろ見ている。構うことはない。 橋の手前になにやら石造物が立っている。しかもプレートがはめ込んであったと思われる 四角い窪みもついている。もしや、これは?と思ったが100選のプレートにしては少し 大きいようだ。きっと違うプレートがはめ込んであったのだろう。 そして橋を渡る。橋の上からもベイブリッジが見えるが、やはり渡る前の広場のほうが 見晴らしは良い。 橋を渡ると、神奈川近代文学館だ。しかし、今は夜中なので閉館している。橋の下も公園 となっており、橋の両側に下におりる階段もついている。橋を降りてみると、男が1人 ボクシングだろうか?練習している。が、わてが近づくと気まずそうに動きを止めた。 わては階段も含め橋の周囲に100選の碑がないか探した見つからなかった。 少し橋から離れて、橋の全景を撮影。ちょっと写りがいまいちだな。 すると先ほどの男がまた練習をはじめた。 階段を上って先ほどの夜景の綺麗な広場に行くと、例のアベックが2人並んで橋名のプレート を覗き込んでいた。どうもわてが、フラッシュ焚いて写真を撮っていたので、なんじゃろか と興味を持ったようだ。 橋を渡るアベックたちをよそに、広場からの橋の全景も撮ろうかと思ったが、カメラを固定 する場所がない。しかたなくカメラを地面において撮影したが、出来はいま一つだ。 橋名は大佛次郎の著作「霧笛」からの命名したらしい。竣工は昭和61年のようだ。 橋を去る際、遠くで空がピカピカ光っている。どうやら雷が発生しているらしい。わては車 に乗り込みその場を去った。