さぁ次は横浜駅の近くの西鶴屋橋だ。 寂しかった万代橋から再度国道15号線に戻り、さらに東海道線を渡って横浜駅方面へ。 西鶴屋橋は横浜三越の裏手、首都高の下にあり、周辺には居酒屋等もあって、けっこう 知らないうちに渡っている人もいるのではないかと思う。 そういうわても実際行ってみると、「なんだ、ここか〜」という感じだった。学生時代 は大学が横浜だったこともあって、この辺うろうろした。といってももう20年くらい前 だけど。この橋も何度も渡っているが、橋名を聞いたところでピンとこなかった。 この日は金曜日。しかも夜9時半ぐらいであり、飲み会真っ盛りだ。周りには飲み屋から 出てきた連中、若いねぇちゃん達、そして女学生が・・・ん?なんで女学生がこんな時間 にうろついとるんじゃ!まったく近頃の若いもんは・・・ さて、橋のほうであるが、昭和63年竣工である。橋名を書いたプレートが欄干に埋め込 まれているが、そこには次のような説明が書いてある。それによると、この橋は自然の 「林」をイメージして作られたそうな。橋の新道や周囲の音に微妙に反応して音を奏でる よう作ってあるそうで、橋の中央付近で耳を澄ますと、なにやら音が聞こえるらしい。 で、実際どうだった?ってわては先を急いでいたのでそんなことしなかった(^^;。ただ、 漠然とそこにいた限りは周囲がうるさすぎる、ということだ。人々の雑踏と話し声。高速 道路を走る車の音。さらには、橋の上はバイク置き場か?と思うほどのバイクが駐車して ある。いったいどうなっとんのじゃ、ここは!というまぁ繁華街にありがちな人に見向き もされないような橋であった。 また別に訪れる機会があったら今度は耳を澄ましてみよう。何かが聞こえるかな?